書籍『他力という日本の思想』
華道家吉田泰巳さんの書籍『他力という日本の思想』の装丁・デザインをしました。
日本の芸術の思想の一つに、完成形は鑑賞者の心の中に委ねる「他力」という考え方があるそうです。氏は「作家と鑑賞者の共同作業によって、一つの世界を創り上げる」と表現しています。
これまで華道家として活動してきた経験を交えながら「他力という日本の思想」について書かれた1冊です。
カバーは花をベースにしつつも形のはっきりしない曖昧な表現にすることで、読者に形を想像してもらえるようにデザインしました。
クライアント | 吉田泰巳 |
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仕様 | A5判サイズ/ソフトカバー製本/カバー:ミューズガリバーエクストラ/本文:淡クリームラフ書籍 |