紙の折り加工いろいろ

紙の折り加工についてまとめました。
活用することで情報を上手に整理でき、印象的なデザインに仕上げることができます。

二つ折り

用紙を半分に折る定番の折り加工です。仕上がりは4ページになります。
少しずらして中面を一部見せるデザインもよく見かけます。

巻き三つ折り

用紙を3分割して左右の面を内側におります。6面に分割します。
コンパクトになるので携帯に便利です。A4サイズの三つ折りは長形3号封筒に収まるサイズになります。

外三つ折り（Z折り）

用紙を3分割して、片方を山折り、もう片方を谷折りにしてジグザクに折ります。仕上がりがZ形になることからZ折りとも呼ばれています。
巻き三つ折りと同様にA4サイズは長形3号封筒に収まります。

巻き四つ折り

二つ折りにした用紙をさらにもう一度二つ折りにします。8面に分割します。仕上がりは三つ折りよりも細くなります。

巻々四つ折り

用紙を4等分して端から順に内側に折っていきます。
内側に折る部分は表紙より短くしておきます。

外四つ折り（W折り）（じゃばら折り）

山折りと谷折りを交互に繰り返してジグザグに折ります。仕上がりがW字形になることからW折りとも呼ばれています。
折り目の数に限らず、この折り方をじゃばら折りといいます。

十字折り（クロス8頁折り）

二つ折りにした後、用紙を90度回転させて折り目が直角に交わるように折ります。

開き観音折り

両端を中央に向かって内側に折ります。扉が開くような仕上がりになります。

観音折り

両端を内側に折ったあと、更に中央で二つ折りにします。

DM折り

用紙を二つ折りにしたあと、折り目が交差するように巻き三つ折りをします。

MAP折り

じゃばら折りにした後、90度回転させて二つ折りにします。

ミウラ折り

連続した平行四辺形で構成され、折り目が重ならないように折られています。開閉がとてもスムーズで地図やガイドブックとして利用されています。
宇宙構造工学の研究に基づき開発され宇宙空間での太陽光パネルの開閉に採用されました。

以上、参考になれば幸いです。