Blog
「コート紙」「マットコート紙」「上質紙」の違い
Graphic
チラシやパンフレットを印刷するとき、定番の紙として「コート紙」「マットコート紙」「上質紙」がありますが、どれがいいのか違いは何なのか分からなかったりします。
それぞれの紙の特徴を調べました。
コート紙
おそらく最も定番で、一番よく目にする紙だと思います。表面にコート剤が塗布されている「塗工紙」の1種です。
特徴は以下の通りです。
・ツルツルとして光沢がある
・発色が良く写真を綺麗に見せることができる。なので写真中心の印刷物には相性が良い。
・明るく華やかな印象になる
・文字を書くことはできない
・より発色の強い紙を「アート紙」と呼ぶ。少し厚手
マットコート紙
こちらも塗工紙ですが、マットコート紙は光沢が抑えられています。コート剤の量を少なくしているので「微塗工紙」と呼ばれています。
<特徴>
・光沢が抑えられている
・落ち着いた印象になる
・発色は抑えられているが写真は綺麗に印刷される
・文字を書き込める
・最近人気が出てきているらしい
上質紙
コピー用紙やノートに使われているのが上質紙です。
<特徴>
・筆記に優れている
・書き込みが必要な場合には最適
・発色はあまり良くなく色が沈む
・可読性に優れていて文字中心の印刷物には最適
迷ったらコート紙を選んでおけば無難だと思います。個人的にはマットコート紙が好きです。
参考になれば幸いです。